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【最安値!】ロードバイクのフレームを160サイズで送る!

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カスタム/チューニング

寒い日が続いて外が嫌いになりつつあるトラです。外でやる固定ローラーは寒い方がいいけどな。

さて、先日 ロードバイクのフレームを売ったんですな。ロードバイクのフレームを!今まででトラがヤフオクで売って自分で梱包した物の中でトップ3に入る難易度というか面倒くささだった。

ネットでどれだけ調べても、ロードバイクのフレーム Mサイズ以上はどうやっても160サイズは無理!とか書いてあったので、あきらめつつ最小で梱包したら、160サイズに収まったので、その方法と注意点をまとめた。梱包の所要時間は初めてなら、およそ「2時間」

また、ロードバイクのフレームを発送する ということ自体もこの記事を読むことで注意事項やサイズの基準が分かるように、発送方法ごとのサイズ区分もまとめた。

きちんと梱包さえ終われば、もうあとは遅れたも同然だ。

ちなみに、発送(というか梱包)が大変だったランキングはこちら。車の車体とか、バイクも送ったけど、これは業者使えば余裕。

  1. 車のエンジン
  2. 車のミッション
  3. ロードバイクのフレーム梱包用の箱作成

それではさっそく、その方法を見てみよう。

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ロードバイクのフレームサイズを測る

まずはフレームのサイズを測定する。

エンド幅が一番幅をとるので、厚さ方向はエンド幅が基準になる。フロントフォークはフレーム本体に収まるので測定不要。

下写真の①+②+③+3=160cm以下になっているかを確認しよう。

①リアエンド端~ヘッドチューブ下端(cm)

②BBシェル底~ヘッドチューブ上端(cm)

③リアエンド幅の外寸 (cm)

3…梱包材厚さ5mmx6辺=3(cm)

である。

この時点で160サイズを超えている場合、もしくは160サイズジャストの場合は、160サイズは100%無理。ゆうパックの170サイズ、クロネコヤマトの180サイズをターゲットにしよう

ロードバイクのフレーム梱包で準備するもの

さて、ロードバイクのフレームが売れたら、梱包の準備をする。準備する梱包資材はこちら。

  • でっかい段ボール → 近所の自転車屋からもらう。無ければホームセンター
  • エアキャップ → これも自転車屋でもらえることもあるなければホームセンター
  • ロープ → ホームセンター
  • PPテープかガムテープ → ホームセンター
  • 油性ペン → ホームセンター
  • 木の破片 → 100均とかホームセンターの端材コーナー
  • カッターナイフ → 家にあるもの
  • 階段の角 → 段ボールを曲げるのに使う

箱は別にスーパーとかで貰ってきてもいいけど、お菓子の箱とかは強度がないし、加工が多くなるので自転車屋で貰える車体やホイールが入っていた箱がおすすめ。

事前に電話してキープしておいてもらうと手に入りやすい。

トラは6件くらいに電話してなんとか1箱(車に乗らない位でかいやつ)+エアキャップ(完成車を保護していたもの)を確保できた。(デカすぎて加工に30分、梱包に30分くらいかかった)

ワイヤーの固定、フレームとフロントフォークの養生と組合せ

資材が準備できたらリアディレイラーハンガーと、フロントフォークを外して、別々に養生する。フロントフォークを外さないと、さすがに160サイズは不可能。

フロントフォークを外した後のベアリング類は袋に入れるか、フレーム本体から落ちないようにサランラップなどでフレームを巻いて固定しておく。
ワイヤー類が内装式のフレームの場合は、ワイヤーを残した状態でビニールテープでワイヤーが抜けないように固定しておく。(これが抜けると、次にワイヤー通すのが大変)
フロントフォークを外したら、(一緒に送る場合は)シートクランプ、ステアリングコラムにスペーサーなどを入れてそれぞれをエアキャップで梱包する。丁寧にやると結構時間とがかかる。テープもそこそこ使う。
エアキャップでの梱包は、異物が浸入するのを防止するため、シートポストの穴や、BB周りには穴があかないように、注意しつつ、梱包する。あらかじめBBまわりにサランラップを巻いておくのも手。
エアキャップでグルグル巻きにしたら、フロントフォークでシートチューブを挟むようにしておく。
この時に厚いエアキャップを巻きすぎて、養生が厚くなりすぎないように注意。仕事から得た輸送試験や耐衝撃試験の経験上、エアキャップの厚さは傷には有効だが、このサイズ感の製品においては、傷防止になるが、外部衝撃による根本的なクラック対策にはならない。(効果が全くないというわけではない)完全なクラック対策としては箱そものもを変形しにくくして、フレーム本体に衝撃自体が加わらないようにする必要がある。理由は、カーボンフレームにクラックが入るほどの衝撃は、エアキャップを二重・三重にしたところで干渉しきれるレベルではないからである。

フロントフォークとフレーム間に緩衝材をつける

フロントフォークの股でシートチューブを挟むことでフロントフォークを守ることもできる。

がしかし、

フロントフォークがフレームに当たって傷まみれになったり箱がシェイクされて傷の原因になったりしてはいけないので、間に緩衝材をいれる。エアキャップでもOK。

ここは多少厚くなっても梱包サイズに影響しないので、しっかり養生する。

また、テープでしっかりとお互いに固定して緩衝材が外れたり、ガタがないようにしておく。

ここまでくれば本体の養生はあと少し。

フォーク先端とフレームのリアエンド付近の補強

不要なクイックやエンド金具も一緒に送っていいのであれば使えばいいけど、無ければつっかえ棒をして、エンドに荷重がかかってチェーンステーやフォークが折れるのを防止する。

ここに設けて、さらに箱に補強をすると万全!それでも破損していたら遠慮なく運送会社に保障をお願いしよう。(運送事故はこちらに不備がなければ保障してもらえる)

最重要ポイント 箱をつくる

さて、ここからが大変なところ。え?いままでも十分 時間がかかった? そうだろうなぁ…

あと1時間くらい頑張ろう。

で、まずは完成形だが、このようにする。シートステーの斜め部分に沿って箱が作成されている。

今回はこの状態でも160サイズに収まったので、これで送ったが、ダウンチューブに沿った形状にすることでさらに梱包サイズの増加を抑制できる。

黄色の線…フレーム。紫の線…フロントフォークだ。

梱包の形は真四角でもいいが、斜めの部分は出来るだけ斜めにすることで、サイズ測定の時に有利になることがある。そもそも、真四角にすると意図せず梱包サイズが大きくなりがちだったり、箱ありきで梱包すると、フレームが収まらない場合があったりと大変。

1.フレームが収まるサイズ+エンド幅を考慮し、カットライン・折り返しラインを書く

ダウンチューブに沿わせない方が、箱作は簡単だ。これを2枚つくる。

1枚目ができたら2枚目は1枚目を型紙にしてカットラインを書くと作業が速い

赤線…カットライン これに沿ってカットする

青線…折り曲げライン これに沿ってあとで折り曲げる

ダウンチューブに沿わせる版

ダウンチューブに沿わせない版

2.カットラインに沿って、段ボールをカットする-1

ダウンチューブに沿わせない方が、箱作は簡単だ。

白線…カットライン 1.で切れ込みを入れたところ

ダウンチューブに沿わせる版

ダウンチューブに沿わせない版

3.カットラインに沿って、段ボールをカットする-2

1.の赤線よりも一まわり小さくカットする。目安は1cm控えるくらい。

緑の〇の部分はあえて残す。これで底側の部分と二十で重なり、箱の強度がでて、リアエンド部分が潰れにくくなる。

ダウンチューブに沿わせる版

ダウンチューブに沿わせない版

フレームを入れつつ、箱を組み立てる

あと少し。送るものに漏れがないように注意しよう。

譲渡証明書とか、書類を入れるのならこのタイミング。忘れずに!
  1. 底の折り曲げ部分(青線)を全て曲げ、テープで固定して箱状にする
  2. カバーも同様に箱状にする
  3. フレームを底に置く
  4. カバーをかぶせる
  5. PPテープで底とカバーを仮止めする
  6. ロープでぐるぐる巻きにする
  7. 横積み禁止・↑方向の注意書きをする

 

まとめ

梱包完了までの所要時間は初めてで約2時間。段ボールの調達も結構大変だった。

あとは、運送会社に持ち込んで、サイズ測定してもらう。斜めにしていると、ショートカットして測定してくれることもあり、ギリギリ160かどうか!!??って時でも諦めずに持ち込んで測定をお願いしよう。

160サイズに収まった場合は、ヤフオクなら、おてがる配送・メルカリなら、らくらくメルカリ便で送るのが、一番やすい!

以下、運送会社ごとの対応サイズと料金一覧(2022.2時点)

発送条件~北海道→鹿児島に送る前提で計算~

  • ゆうパック170サイズ…3100円
  • ゆうパック160サイズ…2720円
  • クロネコヤマト宅急便180サイズ…3500円
  • クロネコヤマト宅急便160サイズ…3170円
  • らくらくメルカリ便160サイズ…1600円
  • おてがる配送(ヤマト運輸)160サイズ…1600円
  • 佐川急便170サイズ…5555円
  • 佐川急便160サイズ…3168円

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