家族みんなでお出かけするとき便利ですよね!ミニバン!大人数、大荷物にも対応できて、さらに最近のミニバンは燃費もよくなってきており、より使いやすくなってきましたね。
我が家も8人乗りのミニバンに乗っていますが、2018年にタイヤ交換をし、1年と1万キロほど走行しました。その時、
「ミニバン専用タイヤ」 から 「ミニバン専用ではない評価の高い安いタイヤ」に変えてみたのでレビューとそれぞれの違い、ミニバンの乗り方ごとにどちらがお勧めか をご説明します。
ちなみに結論先に書くと ぶっちゃけ、私の場合は交換後の方が快適です。
安いタイヤについて知りたい方はこちら
ミニバン専用タイヤとは
ミニバン専用タイヤは、タイヤの部分ごとに硬さを変えたり、ゴムの特性を調整したり、溝の形を変えたりすることでミニバンとしての使い方をしたときに最適な性能が出せるように設計されています。
具体的にいうと、タイヤは車体が沈むほど=大人数・大荷物であるほど ハの字になります。
つまりタイヤのサイドがすり減りやすいということで、この対策としてミニバン専用タイヤは両サイドのゴムをすり減りにくいものにしたり、タイヤ自体の剛性(変形のしやすさ)を変えたりしています。
また、走行時の重量も重くなることを想定し、タイヤ横の剛性も調整されています。
ミニバン専用タイヤの弱点、デメリット
いい事ばかりに思える ミニバン専用タイヤ そうですね!ミニバンにとってはタイヤの性能で見ると、いい事しかないかもしれません。 でも お財布には優しくありません。
ミニバン専用をタイヤ選択の基準にしてしまうと海外メーカーのタイヤも含めると選択肢が非常に狭くなっていまいます。
よって、 安くタイヤ交換をすませたい 場合はミニバン専用タイヤは不向き です。
また、人や荷物をあまり載せない、ほとんど一人二人の使用がメイン。
などという場合もそもそも想定している使用条件と異なる場合があり、ミニバン専用タイヤの性能を100%発揮できていない可能性もあります。
ミニバンでも大人数・大荷物を載せる機会が非常に少ない人も ミニバン専用タイヤは不向きです。
そんな時は、重視する性能に狙いをつけてタイヤを選ぶのがお勧めです。
ミニバン専用タイヤ以外の選択肢 どう選ぶ?
さて、ではどうやって 何を基準にタイヤを選べばいいのか。
私の場合は、大人2人・子供3人(5歳以下) の5人家族。たまに遠出(100km以上の移動を)するが、基本的に50km圏内での移動が主な使い方です。これらより、以下が選定条件になりました。
- 移動中は、子供たちはDVDなどを見るので静かなタイヤ
- 燃費はもともと悪い車なので気にしない
- いずれ交換するので、できるだけ安いタイヤ
現時点で移動時の重量はそこまで重くないのでミニバン専用タイヤではなく、普通のタイヤを値段と静かさを基準に選択しました。
ミニバン専用タイヤから普通のタイヤに変えてみた感想
正直、いまのところ、全然問題がありません。
私はタイヤの全面をバランスよく摩耗させたいため、空気圧でタイヤの接地面を調整しています。また、タイヤ交換後も、1年に1回は前後左右のタイヤホイールを入れ替えるローテーションをしています。これもタイヤを長持ちさせ、結果的にコストをかけずに済ませる方法の一つだと思います。
ただ、空気圧を高くすると乗り心地は硬くなるので、乗り心地が悪くなったと感じる方は多いと思います。(我が家は気にしない)
ミニバン専用タイヤと普通のタイヤ 性能差 まとめ
それでは、ミニバン専用タイヤと普通のタイヤとで、タイヤに求められる各性能にどれくらいの差があったか、まとめです。
- グリップ性能 … 普通の運転で体感できる差はなし
- 耐久性 … ミニバンに使うなら、ミニバン専用タイヤの方がいい場合がある、少人数、小荷物程度の軽重量運搬がメインであれば、大きな差はなし(どうせ片べりする)
- 燃費 … ゴムが同レベルの転がり抵抗であれば、どちらでも誤差の範囲内。
- 静粛性 … ミニバン専用タイヤではないタイヤでもミニバン専用タイヤより静かなタイヤもある。普通にコンフォートタイヤを選択すれば静かになりました。
- 乗り心地 … これはやっぱりミニバンに最適化されたミニバン専用タイヤの勝ち。
- 値段 … 海外の激安タイヤも選べる選択肢の多いミニバン専用タイヤではないタイヤの勝ち。
つまり、乗り方がガッツリ、ミニバンフル活用!という方や、乗り心地重視!という方は、ミニバン専用タイヤがお勧めでしょう。
ミニバン専用タイヤ なら トーヨータイヤ の TRANPATH (トランパス)MPZ が安くてお勧めです。
逆に、あんまり乗らない・乗り心地もそこそこでいい。ということであればミニバン専用タイヤでなくてもいいと思います。
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