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【鬼強化】ロードバイクのボトルケージ、ケージホルダーのネジ緩み問題解決

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カスタム/チューニング

どうも、トラです。先日暑い日に備えて、ボトルケージホルダーを使って、ボトルケージを追加したのだが、どうやら50kmほど走ったあたりで、ホルダー固定用のネジが緩んで落ちてしまったようだ。

このホルダーはトピークのサドルバッグにもジャストで対応していて、物自体はかなりいい。

組み合わせはこれがおすすめ。

TOPEAK ( トピーク ) エアロウェッジストラップタイプ

ボルトは2箇所固定なのだが、 運よく、外れたのは片側だけでだった。もし、両側が外れると、確実にホルダーは落下するし、ステーを紛失して再使用不可能になる可能性もある。というか、後続の車や自転車、バイクなどに多大な迷惑がかかるので、ボトルケージホルダーの固定ネジ・固定ボルトの緩み防止を検討して、実践してみた。

ホルダーが外れる前に調子に乗っていた記事はこちら↓

ロードバイクのボトルケージをマシマシにして夏仕様にしてみた

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そもそもなんで締めたネジが緩むのかと、対策

ネジが緩まなければ、こんなことをしなくても済むわけだが、そもそもネジやボルトは何故緩むのか。どういう理由で緩むのか。

端的に言うと、ネジが回っているからだけど、ネジが回る理由は様々。

代表的なものは、振動でネジが回ることはよくあるのだが、結局ロードバイクのネジ類が緩むのはこれが原因なことが多い。

で、しっかり締めたはずなのに緩む。まじで緩む。で、どうすればいいかというと、

あまり複雑に言うとわかりにくいが、

  1. ネジを締めるとネジの頭と頭が付く部分が固定部に密着して、摩擦力が生まれる。
  2. 他にもネジの山。ネジ山同士でも摩擦力が発生する。
  3. これらの摩擦力が振動の際に発生するネジを回そうとする力に勝っていれば、ネジは緩まない

こういうことだ。つまり、振動を無くすか、摩擦力を確保してやればよいということだ。

ちなみに、摩擦力を確保するため「ネジを強く締めこむ(高いトルクをかける)」っていうのを簡単に思いつくと思うけど、これは座面の陥没(クリープ変形)やネジ山を傷めたり、六角穴をナメてしまって外れなくなったりするのでおすすめしない。

りボトルケージホルダー/ボトルケージ用のネジ・ボルトのサイズを確認

まずは、ステーやホルダーを固定してるネジサイズ(ボルトサイズ)を確認。サイズはこれだった。

  • M5(並目)ネジ。
  • 長さは14~16mmであれば問題なく使えそうだ。

サイクルショップからアフターパーツも出ているが、ホームセンターでも普通に購入可能。というかホームセンターが一番安いが、専用のアフターパーツはアルマイト仕上げで好きな色を選べたり、見た目がいい(笑)トラはとりあえず、家にあった手持ちのM4ステンレス製ボルトを流用した。

ネジ頭は通常はアーレンキ―が使えるようになっているが手持ちのものは+の溝が切っており、おライバーが必要。だが緩むのは許さない仕様にするため、問題なしと判断する。

緩み防止に何を使ってどうするか、検討

次に緩み止めを検討するにあたり、振動抑制と、摩擦力の向上。両方の面から対策を取ることにする。

まぁ、ロックタイトとかのネジロック剤を使えばサクッと終わるんだが、わざわざ購入するのがめんどくさいので、これまた手持ちであるもので代用する。なければ100均で買ってきてね。

準備するのこちら。

  • 六角ナット(ステンレス製)(固定箇所分、今回は6個)
  • 木工用ボンド
  • インシュロック(耐候性)

これで完璧。

いざ、緩み防止仕様をアセンブリだ

①まずは、ステーを普通に組み付ける。この時、ステー側にボンドは塗らない。塗ると、組み付け後に、ネジ頭側からボンドが出てきたりして汚く見えることがある。

②次にナットを仮組みする。ボンドをつけてからでもOKだが、手が汚れるので先にナットを組み付けておく。

③ネジ山にボンドを塗る。一部にでも十分。ナットが回ってネジ山全体に広げてくれる。

大量に塗ると、ナットを締める時に外側に出てきて工具が汚れる。外に出てきたらウエスで綺麗に拭き取って、最後にナットを締める工具が入るかどうか確かめよう。
④ナットを普通に締める
ナットを締めると、こんな感じになる。左側は締めたあと、あえて外して、ボンドの広がり方を見てみた。問題なくネジ山全体に塗布されており、予定通り。こちら側もきちんと組み付ける。
⑤ボトルホルダー側も同様に固定する。
 ⇒ 
⑥最後にステー、ボトルケージをインシュロックで落下防止対策をする。

どうして緩み止めになるのか、その理由

六角ナットで、ダブルナット状態にして固定力をアップさせると同時に、軸が振れるような振動を抑える。さらに、ナットにより、座面を確保し、総摩擦力をアップさせる。

さらにさらに、ナットはステンレス製のものをつかうことで、脆弱なアルミ製本体ネジ山の保護にもなる。安全率マシマシ!!

留めに、万が一、ネジが緩むほどのトルクがかかっても、ボンドの適度な粘着と軟度が各部品に追従し、部品が回転するのを防いでくれる。

ボンドは、ガッチガチにつくわけではないので、工具で回せば、粘着部分はちぎれて、外すことができる。

完璧だ。ツールドフランスのメカニックになれるかもしれん。

 

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